今回はBenQのScreenBar Haloを購入したのでレビューしていく。実はこれが初めてのスクリーンバーで、モニター周りを少しは凝ってみようかなという一環で購入したもの。前置きはこれくらいにして、早速見ていきたいと思う。
外観と使用感
50cmの長さで、横に長いウルトラワイドモニターでもしっかり照らすことができる。湾曲タイプにも対応しているので、モニターの種類を選ぶことはほぼないだろう。画像でも使用しているが、湾曲モニター使用時は専用のアダプタを取り付けることで、湾曲したモニター鑑賞しないようになっている。
ちなみにこのモニター、ファン内蔵のため奥行きがとんでもなくあるのだがしっかり搭載できる。相当厚いモニターじゃない限り搭載できないことはないと思う。
このスクリーンバー、前面だけでなく背面にも照明がついており、後ろの壁を明るく照らすこともできる。もちろん設定で後ろだけオフにすることもできるし、その逆も可能。背面照明目的で買う人は少ないとは思うが、前面ほど広範囲に照らすことはできないのでおまけ程度に考えておくといいとおもう。
そしてこのリモコン、カッコ良すぎる。本体は金属製ですごいずっしりしていて、安っぽさを感じない。価格相応の所有欲満たされるデザインだと思う。操作感もすごくいい。
光の強さや、暖色寒色の調節はコントローラの端を回すことで直感的に調節することができる。ただ一つ残念なのが、スクリーンバーを点けたり消したりするときに、リモコンの上に手をかざす必要があること。リモコンは常にアクティブではなく、手をかざしてアクティブ化し、ライトをオンにするという2ステップが必要で手間のかかるリモコンではある。充電式のためしょうがない仕様なのかもしれないが、タップでアクティブ化といったようにどうにか簡単にできるよう改善して欲しい。
もちろんスクリーンバーの上にウェブカメラやWindows Helloなんかを置くこともできる。見た目は少し悪くなってしまうが、Windows Helloは便利すぎて外したくないのでこのまま運用していこうかと思う。使ってるWindows Hello対応ウェブカメラはこちら。
必須じゃないけど慣れたら戻れない
まず第一にスクリーンバーという代物、別になくて困るようなものではない。多くの人は必須級と声を大にしていうけど、デスク環境を構築する上でそこまで重要な位置付けには至らない。スクリーンバーを買うより先にキーボードやマウスに投資した方がよっぽど幸せになれると個人的には思う。もちろんこの記事でも紹介するけども、スクリーンバーのメリットはしっかりあるし、そのメリットを自分が追い求めているのであれば是非買って欲しい。
それはそうと、キーボードやマウス、マウスパッドなどなどの周辺機器を一通り揃えたそこの貴方。そう、貴方に人一倍勧めたい。
スクリーンバーは、デスク環境の完全無欠にする最後の手段と言える物。裏を返せば、スクリーンバー無くして快適なデスク環境は構築できないということ。自分のデスクに何か足りないと思っている方には是非お勧めしたい。
目の疲労感と集中力
スクリーンバーはディスプレイと周辺環境の明るさの差を無くすことで、目の疲労感を軽減する役割がある。が、部屋を明るくすることでスクリーンバーを使わずともある程度は解決できることも言っておきたい。ただ、部屋の電球はモニターに反射するため目が疲れるということもある。一方でスクリーンバーなら光を反射させることなく手元を照らせることができるのは大きなメリットの一つ。現状、目に疲労感を感じているなら導入しない手はない。
残念なことに?、自分は暗い部屋で作業するのが好きな人間なので、”部屋の電気をつけて明るくする”というのは選択肢にない。そこでスクリーンバーの出番である。デスク周りだけピンポイントで照らしてくれるので、謎の(言葉では説明し難い)パーソナルスペース感が生まれるのだ。これがまた心地よくて、自分の仕事に集中しやすいのである。
照明はおしゃれの一つ
スクリーンバーは洒落乙な部屋を作るのに必須級のアイテムだということを忘れてはならない。Twitterなんかで「#お前らのpcデスク周り晒していけ」と検索してみると、オシャレな部屋がゴロゴロ出てくる。よく見てみると、そのほとんど(約8割)くらいの方々がスクリーンバーを使っているのがわかると思う。
そして、そのおしゃれな部屋に共通して言えることは「間接照明の使い方が上手い」ということ。スクリーンバーをはじめ、間接照明の使い方によって部屋の見え方は大きく変わる。何か部屋が物足りないと思ったら、スクリーンバーや間接照明などのライティングに手を出してみると急に部屋の雰囲気が変わること間違い無いだろう。
まとめ
ScreenBar Haloは、スクリーンバーの中ではなかなか高い部類には入るが、その価格に見合った製品であることは間違いない。BenQのスクリーンバーは他にも種類が出ており、自分に合ったモデルを選べば間違い無いのではないかと思う。
購入時に特に気をつけたいのはスクリーンバーの長さ。ウルトラワイドモニターを使っている方は今回紹介したHaloをおすすめしたい。短いモデルだと光量が足りないなんてことにもなりかねないので、できる限り大きいものを選んでおくと後々困らないだろう。