最近のGigaスクール構想の推進により、日の目を見たChromeBook。
パソコンとして「使える」「使えない」などと賛否両論ある中、最新のOSを満足に動かせないスペックのPCを再活用する目的でChromeBook化を視野に入れるのは悪くないハズ。ネットサーフィンや簡単な資料作成であればChromeBookで事足りるし、新しいPCを買うのはお金がかかる。ガッツリPCを使うわけじゃないけどちょっとは使えるPCが必要な方にすごくおすすめできるのが今回紹介するPCのChromeBook化です。今回はMacでのやり方を解説していきます。
注意点
今回紹介する方法では古いMacに入っていたデータは削除され新規にChrome OSがインストールされるので、大事なデータがある場合は前もってバックアップ等をしておきましょう。また、GooglePlay Storeの利用はできないためAndroidアプリの動作ができません。なお、こちらは早期アクセスバージョンであるため予期しない不具合やバグ等が発生する可能性があるのでくれぐれも自己責任でお願いします。
用意するもの
MacBookをChromeBook化するうえで必要なものは以下の通り
- 8GB以上のUSBメモリ
- Googleアカウント
- Chromeブラウザ
やり方
まず、Chromeを開き、ウェブストアでChromebook リカバリ ユーティリティをChromeに追加します。
ポップアップが表示され、アクセス許可を求められるので「拡張機能を追加」をクリックし許可します。
次に右上にあるパズルピースの形をした拡張機能アイコンをクリックし、Chromebook リカバリユーティリティを開きます。
起動すると以下のような画面が表示されるので「始める」を選択。
リストからモデルを選択をクリック
そして以下のように設定します。
- メーカーを選択の項目→Google Chrome OS Flex
- 製品を選択→Chrome OS Flex (Developer-Unstable)
上記の設定を終えたら「続行」をクリック。
そしてUSBを挿入し、ガイドに従ってインストールメディアを作成します。
ここからはMacにChrome OSをインストールする手順になります。
- まず、Macをシャットダウンします。
- 先ほど用意したUSBメモリをMacに挿入します。
- optionキーを押しながらMacの電源を入れます。
- ブートメニューが表示されるので、USBメモリを選択しEnterキーを押します。
Chrome OSが起動したら、ガイドに従いセットアップを行います。なお、この際古いMacに入っていたデータは削除され新規にChrome OSがインストールされるので、大事なデータがある場合は前もってバックアップ等をしておきましょう。